3/02/2020

マレーシア半年移住: マレーシアおじさん流・英語勉強法です。

マレーシアは、公用語がマレー語です。
ただ、マレーシアには、マレー系・中国系・インド系などがいる多民族国家なのです。

そこで、お互いに意思疎通するためには、共通の言葉として英語が使われています。
マレーシアは過去にイギリス領だったこともあり、イギリス英語が使われています。

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アメリカ英語とイギリス英語で、つづりの違うものとして例を挙げると、
中央:(アメリカ)center →(イギリス)centre
色:(アメリカ)color →(イギリス)colour
エレベーター:(アメリカ)elevator →(イギリス)lift
などなど、多数あります。
★詳細は、こちらがくわしいです。

さて、ヤマシロ流の英語の勉強法です。

中学校と高校で、英語はしっかり勉強していました。
学校の勉強なんて、ロクに会話しないやん・・・とお思いでしょう。
しかし、話すことにおいて基礎となる単語力は、しっかりつくのです。

と書いてしまうと、いまさら学校に戻れない、ということになります。

学校を卒業してから英語の勉強をしたとなると、
1. 英会話学校へ通う
2. 旅に出てたくさん聞く・話す
です。

1. 英会話学校

ネイティブの講師が、英語で授業をする学校に行っていました。
授業中は日本語使用厳禁です。
わからないところがあれば、がんばって英語で質問します。

半年間コースだったのですが、仕事の都合で2ヶ月半で途中離脱せざるをえなかったのは、もったいなかったです。

2. 旅に出てたくさん聞く・話す

わたしはアイルランドが好きで、5回訪れています。
アイルランドは、ギネスビールでおなじみでして、夜になるとパブでギネスを飲むのが格別です。

ひとりでパブで飲んでいると、となりの人がいつの間にか話しかけてくるんです。
おそらく日本人がパブにいるのが、珍しいのだからかも知れません。

質問されることは、慣れてくるとだんだん予想がついてきて、
まず最初は "Where are you from?"「どこから来た?」です。
"Japan"「日本」と答えると、すかさず、
"How long does it takes by plane?"「飛行機で何時間?」
"How long do you stay in Ireland?" 「アイルランドにはどれくらい滞在?」
と聞いてきます。

そこから、だいたいは、
"What is your job?"「仕事はなに?」
"Holiday?" 「休暇で来ているの?」
といったところでして、ここまで来たら徐々に打ち解けてきます。

わたしが悪い発音とつたない英語で答えるので、相手も英語のレベルをやさしくしてくれているようで、とても助かります。

ある年配の男性2人とお話ししたときは、黒澤明の映画の話になりました。
映画のことをとても良くご存知で、こちらはぜんぜんついていけなかったです笑

夜も更けて、その年配の2人に「それそろ宿に帰ります。つたない英語ですみません」と謝ったんです。
すると、1人が「俺たちは英語しかしゃべれないけど、君は日本語と英語の2ヶ国語がしゃべれるじゃないか!」と励ましてくれたんです。
これ以来、すごく自信がつきました。

また、別の機会に同じくアイルランドで、イギリスから新婚旅行で来たご夫婦と話していました。
彼らは「大学で英語以外で第2外国語を勉強したけど、さっぱりわからなくなってしまったよ」と照れ笑いしていました。

英語が母語で、どこへ行っても便利だなーと日本人のわたしは思っていたのですが、彼らにしては不勉強さを恥じていらっしゃるようでした。

最後に、わたしは(激太りする以前のことですが)主にカリブ海でスキューバダイビングをやっていました。
アメリカ領ですがカリブ海にあるセント・トーマス島へ2年で3回訪れて、とても美しい海に潜っていました。

ダイブショップのオーナー兼インストラクターの Duane さんと、奥さんの Laura さんとビールを飲みながら晩ごはんを毎晩いただいていました。
食事の間は、いろいろと話をして、楽しく過ごしていました。

3回目に訪れたとき、ある晩のごはんのときに、Duane さんが、
「ヤマシロは、最初ここへ来たとき、"Yes" と "OK" しか話してなかったよ」
と、衝撃の事実を教えてくれました。

Duane さんは、単語を数多く知っていることをすでに見抜いていて、もっともっと話せるようになると、と言ってくれました。
2回、3回と訪問を重ねて、しゃべっているうちに慣れてきたのだと思います。

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