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7/01/2020

プレスリリース: 日本で生きづらい人向けのマレーシア滞在事業開始

本日・2020年7月1日付けで、プレスリリースを出しました。


2020年7月1日

報道関係者各位


日本で生きづらい人向けの
マレーシア滞在事業、開始


 マレーシア常夏研究所は、日本で生きづらさを感じる人を対象としたマレーシア滞在事業を開始しました。
 赤道に近い首都クアラルンプールは、常夏の気候です。治安が良く、物価も安いこともあって、旅行先だけでなく、ロングステイ先としても人気があり、13年連続で「ロングステイ希望滞在国」第1位です(2006年〜2018年・ロングステイ財団調べ)。

 他方、日本では生きづらさを感じ、うつ病・冬季うつ(季節性感情障害)・引きこもり・不登校などに悩み続けている方々がいます。
 統計によりますと、
 ●うつ病: 104.1万人(2008年)[1]
 季節性感情障害(冬季うつ): 有病率 2.1% = 約25万人 [2]
 ●ひきこもり: 約100万人 [3]
 ●不登校: 14万4,031人(2017年)[4]

 このように多くの方々が生きづらさを感じている状況をふまえ、マレーシア常夏研究所では、マレーシアでの滞在による問題解決を提案します。
 マレーシアは伸び盛りの国で、エネルギッシュ。
 日本と比べて、物価や生活費もはるかに安いです。
 1ヶ月間の滞在でも、往復航空券 + 宿泊費 + 飲食費の総額は最低約12万円で収まります。
 日本で暮らしてもこの1.5倍以上かかりますから、生活費の節約にもなります。
 その中で、のびのびと生活してみることをお勧めします。

 首都・クアラルンプールには、精神科のある総合病院や、精神科のクリニックもあり、現地でも安心して受診することができます。
 人間関係や生活環境でうつ病になってしまう方のストレスの元を断ち切り、南国らしいのんびりした雰囲気を味わってほしいです。

 特に、日照時間が短くなることが原因の「冬季うつ」は、マレーシアなら充分な光を浴びることができるため、日本の冬の寒い時期(11月〜3月頃)に行かれることをお勧めいたします。 

 また、ひきこもりの方にとって外国は、日本の自宅周辺と違って「知らない人」ばかり。
昼間でも周囲の目を気にせず、コンビニや食事などへ行くことができます。
 インターネットが発達しているので、滞在先でのんびりと過ごせます。
 
 さらに、不登校の児童・生徒さまと保護者の方向けには、クアラルンプールの日本人学校やインターナショナルスクールをご案内できます。
 多民族国家で教育熱心なマレーシアの学校は、多様性のある環境です。
 画一性を強いられる日本とは異なる環境で、教育を受けてみてはどうでしょうか。

 これから、公式ウェブサイトと SNS などインターネットを利用して告知するとともに、本事業に関する説明会を2020年7月19日・日曜の午後に大阪市内で実施予定です。

 コロナショック明けで航空便が徐々に復活しつつある昨今、夏休み明けの自殺急増に備え、今から「生きづらい日本」から一時的に離れる選択肢に注目していただけると、ありがたいです。

以上


マレーシア常夏研究所 代表・山城和哉

大阪市北区同心1-1-22-601
TEL:050-5806-1676



以下、具体的にどのような特長があるか、見ていきます。

1. うつ病

 うつ病が進み、気分が激しく落ち込む状態に陥ると、最も深刻なのが自殺です。
 原因としては、その人自身の物事に対する考え方や生活環境、日常生活において発生したストレスなどが複雑にからみあって引き起こされると考えられています。[5]
 日本の現代社会は、ストレスが多く、うつ病になってしまう方がますます増えているのが現状です。
 ストレスの元を断ち切り、マレーシア特有の南国らしいのんびりした雰囲気がうつ病からの回復に役立つことでしょう。

2. 冬季うつ(季節性感情障害)

 冬になると気分の沈む「冬季うつ」は、日照時間が短くなることが原因と言われています。
 マレーシアは赤道に近く、日照時間は年中一定であり、しかも、日差しが強いです。この日照環境であれば、充分な光を浴びることができます。

3. 引きこもり

 引きこもりの方にとっては、外出どころではないと思います。ましてや外国なんて、と思われることでしょう。
 しかしながら、マレーシアのような外国にいると、日本の自宅周辺と違って、まわりは知らない人ばかりで、周囲の目を気にする必要はまったくありません。
 マレーシアでもインターネットが発達しているので、滞在先でのんびりと過ごすのも良いです。
 居心地の悪い日本を離れて、マレーシアへ行ってみることをお勧めいたします。

4. 不登校

 日本の学校システムの弊害もあり、種々の理由で不登校となり、生きづらさを感じている児童・生徒が増えてきています。
 多民族国家であり、教育熱心なマレーシアに滞在して、現地の多様性のある、のびのびとした環境で教育を受けてみるのは、いかがでしょうか。


 マレーシアの環境は過ごしやすく、日本での生きづらさを感じている人々が持つそれぞれの問題を解決できる方向へ進むものと信じております。


《脚注》

[1] 厚生労働省「うつ病とは」

[2] 済生会「季節性感情障害」

[3] nippon.com「ひきこもり100万人時代 : 中高年層は8割が男性」

[4] 産経新聞「不登校の小中生、過去最多の14万4千人 背景に教育機会確保法」

[5] うつ病 こころとからだ「うつ病が発症するメカニズム」

6/30/2020

マレーシアおじさんもかかりました。デング熱にご用心!

こんにちは。マレーシアおじさんこと山城和哉です。

2020年3月〜5月の2ヶ月半、マレーシア・クアラルンプールに滞在していました。

COVID-19 (新型コロナウィルス感染症) になると、基礎疾患として糖尿病があるわたしは重症化することが予想されました。
そこで、感染者が多くないマレーシアへ緊急避難しようと思って、急遽、渡航した次第なのです。

ついでに、花粉症の症状も抑え込めるだろうというもくろみです。

幸いなことに、滞在中 COVID-19 にはならずに、帰国して成田空港で受けた PCR 検査は無事に陰性でした。

しかし、4月13日の早朝。
熱っぽいなーと思って、持参していた体温計で体温を測ると、39.6℃ もありました。
前日は、体調の異常はまったくなく、元気だったのに、なぜだろうと思っていました。

翌日・4月14日も体温は下がらず、相変わらず39.6℃ です。
これは、ひょっとしてと思って、フラフラになりつつネット検索すると、予想はピタリ。
デング熱でした。

デング熱については、事前にどんな感染症で、どんな症状が出るかは、あらかじめ調べていました。

・デング熱 | 関西空港検疫所

簡単に要約すると、
・蚊がデング熱ウィルスを媒介する
・急な発熱、頭痛、全身の筋肉・関節痛、眼窩(とくに眼球後部)痛が出現する。
・3~5日で解熱傾向となり、全身の発疹が見られることもある。
・ワクチンなど特異的な治療法はなく、対症療法が中心となる。
ということです。

病院へ行く気力・体力もなく、食欲もまったくない状態です。

手持ちで解熱剤を持っていたので、それを飲んで、ずっと寝て休んでいました。
(あとで、クアラルンプールでかかっている精神科医を受診したときに、デング熱とわかったら、必ず病院へ行くように!と言われてしまいました)

2日間、39℃ 台の高熱が続きました。

デング熱が発症して、3日目と4日目は 38.5℃、5日目は 37.6℃ と、徐々に体温が下がってきました。

6日目になって、体温は 36.8℃ まで下がり、7日目に平熱の 36.5℃ に戻りました。


平熱に戻っても、体力が奪われていて、その後1週間近くも、引き続き寝込んでいました。

1週間、ろくに食べものを食べていなかったので、90 kg あった体重が結局2週間で 5 kg 減となった次第です。
(こういうやせかたは、キッチリとリバウンドしました笑)


デング熱にならないようにと思って、フマキラーのベープ(クアラルンプールにも売っています)を買って、使っていたのです。



しかし、いつの間にか、カートリッジの液体が空になっていて、虫よけの役割をまったく果たしていなかったのです。

デング熱になるのが2度目の場合は、症状が重くなり、デング出血熱になりやすいとのことです。

・増加するデング熱 | 海外邦人医療基金

どうぞ、デング熱には、くれぐれもお気をつけて。

6/24/2020

マレーシアおじさんオススメ! 気分の記録をするアプリを3つご紹介です。

こんにちは。マレーシアおじさんこと山城和哉です。

マレーシアおじさんがオススメする日々の気分を記録するアプリを3つご紹介します。

日々の気分の記録をするアプリで、使い勝手が良いのは、英語アプリで、日本語対応していないことが多いです。

しかし、
・使われている英語が比較的簡単
・クアラルンプールでの精神科の診察のときに英語アプリを見せるだけで、精神科医に自分の状況が簡単に伝わる
ということから、英語アプリを使ってみるのをオススメしたいです。

では、具体的にアプリを見ていきましょう!

*ムードトラック


ムードトラックは、5段階で気分を自己評価します。
・気分がとても良い
・気分が良い
・平穏
・落ち込んでいる
・とても落ち込んでいる

その際に、短い言葉で今の気分を、少し長い文章で日記のように入力できます。

気分の変動がグラフで表示されるので、とてもわかりやすいです。

*eムーズ



eムーズは、気分の評価を0〜3で自己評価します。
評価項目は、
・抑うつ気分
・高揚した気分
・イライラした気分
・不安な気分
の4種類です。

気分だけでなく、
・睡眠時間
・診察の有無
・体重
・服薬状況
も入力することができます。

レポートを PDF ファイルで出力できて、これを印刷することもできます。
精神科医に見せて、状態を説明するのにとても適しています。

*ここち日記

日記とその日の気分を簡単に入力することができて、カレンダーやグラフで気分の変動を確認することができます。
日本語対応アプリなので、最初はこちらを利用しても良いかも知れません。

冬季うつを持つマレーシアおじさんがマレーシアの医師にも伝わる病歴のまとめ方をご紹介します!

こんにちは。マレーシアおじさんこと山城和哉です。

わたしは28歳だった1999年頃から抑うつっぽくなってきました。
不眠や不安が出てきて、仕事がしんどいなーと思えてきました。
同時にアルコール摂取量も増えてきていました。

2003年になって仕事のストレスから抑うつがひどくなって、精神科クリニックへ本格的に受診するようになりました。
診断名は「適応障害」でした。

2004年は比較的順調に過ごせていたのですが、2004年12月に「うつ病」になり、2005年1月にオーバードーズ (OD) をしてしまい、精神病院に入院することになりました。



2006年に新卒で入社した製薬会社を退職して、特許調査の会社へ転職しました。
しかし、やはり冬の時期に精神的にしんどくなってきて、2007年1月にオーバードーズをしてしまい、2度目の精神病院入院をしてしまいました。

特許調査の会社も退職することになりましたが、2007年11月から旅行業の仕事を始めました。

旅行業の仕事はとても楽しく、順調でした。

うつ病の治療とともにアルコール依存症の治療も並行して進めていたのですが、2009年12月から「双極性障害」の躁状態となってしまいました。
躁状態のためオーバーワークになり、その後、うつに転じてしまいます。

半年以上も抑うつの状態が続き、旅行業の仕事も続けられなくなりました。

2011年から2012年まで、冬にうつ状態、夏に躁状態が出ていました。
特に2011年12月から2012年5月にかけては、抑うつがひどく、半年寝たきりの生活をしていました。

2012年10月〜2013年4月にかけて、マレーシア・クアラルンプールに住み、精神的に落ち着きを取り戻しました。

それ以後、大きな気分の変化はないという状況です。

と、病状の変化を振り返るとかなり長くなります。

2012年10月にクアラルンプールの精神科医の初診を受けるときに、一から英語でこれを説明するのはたいへんなので、日記や手帳の記録を元に下の画像のような資料を作って、精神科医に見せました。


ひと目で躁状態とうつ状態の時期がわかるようにして、入院や退職などの鍵となる事象については注釈をつけました。

クアラルンプールの精神科医はこれを見て、すぐに状態の推移を把握してくださいました。

こういう感じのまとめ方、オススメです!
もしよかったら、やってみてください。
冬にうつ状態が多いとか、分析に役立ちます。

6/10/2020

マレーシア半年移住: 国民健康保険の海外療養費を申請してきました。

2020年6月9日・火曜

2020年3月と4月にマレーシア・クアラルンプールにある精神科クリニックを受診しました。
その際、医療費は 100% 全額自己負担にて現金で支払いました。

国民健康保険には「海外療養費」という制度があります。
これを使うと、約7割が戻ってくることになります。

今日は、この「海外療養費」の申請に行ってきました。


国民健康保険の手続きの窓口が、たまたま混んでいて45分待ちでした。

ようやく順番が回ってきて、以下の書類を提出して確認してもらいました。

1. 国民健康保険証
2. 印鑑
3. 高齢受給者証(お持ちの方)
4. 診療内容明細書(傷病名・症状、治療・投薬内容等が詳細に記入されたもの)
 *大阪市の場合、書式はダウンロードできます
 *外国語で記載されている場合は、翻訳文を添付します
5. 海外の医療機関に治療費を支払った領収書
 *原本を提出します。コピーを取っておいて、手元で保管しておきます。
 *外国語で記載されている場合は、翻訳文を添付します
6. 領収明細書(支払った金額の明細が詳しく記入されたもの)
 *大阪市の場合、書式はダウンロードできます
 *外国語で記載されている場合は、翻訳文を添付します
7. 調査に関わる同意書
 *大阪市の場合、書式はダウンロードできます
8. パスポート
 *日本出入国のスタンプと、滞在国出入国のスタンプが押されていること
9. 世帯主の金融機関口座通帳(または振込先口座のわかる書類) 

(参考)海外療養費 | 大阪市
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000369686.html

書類の数がとにかく多く、翻訳文の必要なものもありますが、がんばって揃えました。

10分ほどで確認作業が終わったのですが、5. の治療費を支払った領収書の翻訳文を作るのを忘れていると、区役所の職員さんから指摘がありました。
そこで、いったん区役所を引き揚げました。

昼ごはんを食べたカフェで、領収書の翻訳文を作りました。
ちなみに、翻訳文には、翻訳者の住所と名前の記載が必要です。

自宅で翻訳文を印刷してから、再び区役所へ。

午後の窓口は午前中に比べると空いていて、すぐに自分の順番が回ってきました。

書類一式を職員さんに渡して、ひとつひとつ確認されること30分。
ようやく、受付してもらえました。

このあと審査があり、医療費の約7割が返ってくるとしたら、約 2 - 6 ヶ月後とのことでした。
気長に入金を待とうと思います。

4/29/2020

マレーシア半年移住: Day 55 - 精神科クリニックでの診察に行ってきました。

2020年4月29日・水曜。

マレーシアに来て55日目です。
COVID-19 による活動制限令 (MCO) が出て、43日目です。

こちらクアラルンプールで通っている精神科クリニックでの診察は 9 am からの予約でした。
8:00 am に近くまで来て、銀行でお金を引き出して、クリニックでの支払用に準備しておきました。

クリニックの入っているビルの入口でいつものように、マレーシアに来るまでの訪問国、現在の COVID-19 関連症状、パスポート情報や連絡先を記入しました。

診察を待っている患者さんは1人だけで、9:00 am ちょうどに診察してもらいました。

デング熱になったために、気分の落ち込みが多少あったことを伝えました。

MCO が出ている関係で、炭酸リチウム(日本での商品名: リーマス)がまだクリニックに入荷していないとのことでした。
約1ヵ月間、炭酸リチウムを服用していなかったけれども大丈夫でしたか?という質問には、特に問題なく、むしろ手の震えがなくなってメリットがありました、と精神科医に伝えました。

5月20日の東京成田行きの飛行機で日本へ帰国するので、今日の診察がマレーシア・クアラルンプール滞在中の最後の受診となります。

検疫のため、COVID-19 の検査を受けて陰性であっても、大阪在住のわたしは成田空港付近のホテルで5月20日から6月3日まで14泊15日の間、滞在しなければなりません。
そのため、今回は少し余裕を見て、40日分の薬が処方されました。

25分ほどの診察を受けて、請求金額を見ると RM2,508 = 63,415円となっていました。
手持ちのマレーシア・リンギ (RM) は、RM2,000 ちょっと。
RM500 = 12,643円くらい足りません。

前回の受診でも手持ちのお金が足りず、あわてて銀行へ行ったのですが、今回もまったく同じこととなりました。

精神科クリニックをあとにして、向かうは食べものの買い出しで、Suria KLCC の伊勢丹へ。

レトルトカレーが食べたかったのですが、カレーはあっても、パックごはんがないのです。
ごはんは宿泊している Airbnb で炊くこともできるのですが、日本へのコメの持ち帰りは日本の空港での手続きが必要なのです。

カレーはあきらめて、パック赤飯とパック五目ごはんを買いました。
あとは、ラ王とマルちゃん正麺です。
こちらで買うと1個 RM13 = 328円(!)もしますが、日本のインスタントラーメンはホンマおいしいです。
よくできています。

おいしいパン屋さんで、ミニクロワッサンとレーズンのスコーンも買いました。
宿泊している Airbnb で BOH のアールグレイ・タンジェリンをいれて、まったりとスコーンをいただいた次第です。

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3/31/2020

マレーシア半年移住: Day 25 - 精神科クリニックでの受診・2回目に行ってきました。

2020年3月30日・月曜。

マレーシアに来て25日目。
COVID-19 による活動制限令が出て、13日目です。

朝 9:00 am に精神科クリニックでの受診予約があります。
行動制限のため地下鉄の本数が少ないため、ちょっと早いですが、Grab のクルマで 7:30 am 過ぎに宿泊している Airbnb を出ることにしました。

Grab のアプリでクルマを呼ぶと、1 - 5分で到着とのこと。
しかもすぐ近くにいると。

その横で、ちょうどクルマに乗ったばかりの Airbnb のホスト・V さんが窓を開けて、こちらに話しかけてくるではありませんが、
"Your driver is me." (運転手はわたしです)

んんん?
これは、なにかのついでに送ってくださるのかな?と思って、Grab はキャンセルしますねーと伝えると、なんと、ホストの V さんが Grab の運転手さんもやっていたんです。

エエエ。
ちょっとびっくり。

早速、乗り込んで、Jalan Ampang へ向かいます。

銀行でお金を引き出して、ホテルのテイクアウトでパンとコーヒーを買って喫煙所でいただいて朝食。

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精神科クリニックへ行くと、COVID-19 の影響で待合室にいる患者さんも少ないです。
すぐにわたしが診察室に呼ばれました。

20200330Klinik.jpg

まずは、精神科医と確認しながら、日本の国民健康保険の申請書類を記入していただきました。
服薬状況とここ2週間の気分や体重などは、事前に eMoods というアプリから印刷して持参してきていますので、報告は簡単です。

気分の少し落ち込んでいた日が少しあり、精神科医は「どうしたの? なにがあったの?」と聞いてこれれました。
仕事上でミスをしまして、ということで、内容を話しました。

最後に処方薬を確認して、診察終了です。
25分、集中しての英会話はさすがにいつも緊張します。

処方薬の準備ができて、会計です。
RM1,850 です、とのこと。

むむむ。
さっき準備したお金は、RM1,500 でした。
RM350 足りません。

会計事務の方に、お金が足りないのですぐ下ろしてきますと言って、となりのビルにある銀行の ATM へ急ぎました。

KLCC の伊勢丹で、主に日本食材や日本のインスタント麺をしこたま購入して、Airbnb に戻りました。

*今日の出費
・診察代 (精神科クリニック): RM1,850
・食料品 (伊勢丹): RM147.50
・食料品 (Cold Storage): RM62.25
[合計]: RM2,059.75 = 50,003円

3/18/2020

マレーシア半年移住: Day 11 - 精神科クリニックでの受診へ行ってきました。

2020年3月16日

マレーシアへ来て11日目です。

9:00 am に精神科クリニックの受診予約があります。

2012年 - 2013年にクアラルンプールで住んでいたときにもお世話になった精神科医が引き続き開業しています。
この精神科医が特に専門としているのは、気分障害や ADHD です。
わたしの持っている状態にぴったりの精神科医なのです。

9:00 am よりも20分ほど早くクリニックの入っているビルに行きました。
COVID-19 (新型コロナウィルス肺炎) がマレーシアでも広がってきています。
1階のビルの入口で、まず、額で検温されました。
次に、ビル内での目的地と、国籍を聞かれました。

国籍について「日本です」と答えると、カウンターへ連れて行かれ、質問表を記入するようにとのことでした。
ひととおり記入して、チェックされて、無事に入館できました。

クリニックに到着して、大阪でかかっている精神科医が書いた英語の紹介状と、国民健康保険の海外療養費の書類を受付で渡しました。
受付の机の上をちらっと見ると、2012年 - 2013年に通っていた当時のカルテがすでに用意してありました。

20200316WaitingRoom.jpg

診察待ちは約1時間。
10:10 am になって診察室に呼ばれました。

お互いに「おひさしぶりです」とあいさつして、診察開始です。
なお、診察はすべて英語です。
診察にかかった時間は、約20分。
精神科医からの質問にわたしが答えていく形で進んでいきました。

この日、聞かれたことは、
・現在の気分(iPhone アプリ eMood のレポートを出しました)
・家族構成の変化(2度目の結婚と離婚したことを中心に)
・処方薬の確認
・次回
といったところです。

診察を受け終わって、院内処方と会計です。
エビリファイの薬価がとても高いと精神科医から説明を受けていまして、2週間分の処方です。

20200316Medicines.jpg

診察と薬代で、RM997 = 約24,985円でした。
いったん10割負担して、日本に帰ってから国民健康保険の海外療養費申請をして、約7割が払い戻しされる予定です。

2/04/2020

マレーシア半年移住: クアラルンプールにある病院の内科医師を調べていました。

2020年2月4日の朝 8:00 am 過ぎに大阪・関西空港へ無事に戻ってきました。
やはり大阪は寒いですねー。

さて、おととい・2月2日から昨日・2月3日はお昼前までの間、ホテルのクラブラウンジにこもって、クアラルンプールにある病院の内科医師の情報を調べ、問い合わせを病院にしていました。

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病院は2012年にクアラルンプールに在住していたときに精神科でお世話になったグレンイーグルス病院 (Gleneagles Hospital) の、こんどは内科にもお世話になろうと考えています。

大きい総合病院で、診療科は41もあり、日本語医療通訳の方もいらっしゃいます。

GleneaglesMedicalSpecialities.png

わたしは糖尿病 (Diabetes)、睡眠時無呼吸症候群 (Sleep apnea syndrome; SAS) に高血圧 (Hypertension) もあります。
ぴったりなのが、10. Endocrinology (内分泌科) になります。
ちなみに、精神科は 33. Psychiatry です。

内分泌科には医師が3人所属して、その中でもわたしの症状に詳しい医師について、問い合わせを病院の事務にメールを送りました。

すると、30分ほどで回答が返ってきました。
わたしの症状に詳しい医師は3月中旬まで予約でいっぱいで、ほかの2人の医師ならすぐに予約が取れますよ、ということでした。

10月からマレーシア・クアラルンプール半年移住を予定しているので、早めの予約が必須だなと思いました。

1回の診察にかかる診察代は、RM250 - RM300 くらい (7,500 - 9,000円) とのことです。
*RM とは、リンギ・マレーシア (Ringgit Malaysia) の略です。

これに別途、検査代金や処方薬の代金がかかってきます。

2月3日の午後からは、ホテルの近くにあるショッピングモール・インターマーク (Intermark) の地下にあるスーパーマーケット・ジャヤ グロッサー (Jaya Grocer) で、食料品の価格調査をしました。

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いちばんだいじな野菜、特に手軽に食べられるサラダについては、3 - 4人前入って、RM6 - RM8 で約200円台というところでした。

卵は10個 RM5 から高いもので RM7 程度と、200円でお釣りが来る感じです。

Jaya Grocer が高級スーパーなのか、値段が高いなーと思った次第です。