3/30/2019

マレーシア半年移住: 冬季うつ・花粉症などの対策でのマレーシア移住のメリット

こんにちは。マレーシアおじさん・山城和哉です。

今日は、冬季うつや花粉症などの対策で、マレーシアへ移住することについて、メリットを挙げてみたいと思います。

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マレーシアの首都・クアラルンプールは、赤道が近い熱帯にあります。
一年中、夏の気候で、暑いです。
ほぼ毎日、スコールがあり、じゃじゃ降りの雷雨がありますが、1 - 2時間もすれば収まります。
台風も地震などの自然災害がなく、安定して暮らせます。

熱帯ですので、スギやヒノキが植林されていなく、見渡す限りヤシの木というところもあります。
花粉症を持っているわたしでも、これらの花粉が飛ばないため、とても快適に過ごせます。

物価は、日本の 1/2 - 1/3 という感覚です。
わたしの好きな屋台のカレー麺は、2012 - 2013年に住んでいた当時は、日本円換算で約130円くらいでした。
ただし、日本を含めてマレーシア以外から入ってきた輸入品についてはかなり高額になります。

住宅事情ですが、クアラルンプールでは、40階建てのコンドミニアムに住んでいました。
部屋の広さは、約80平方メートルの 2LDK です。
シャワールームが1つ、バスタブのあるシャワールームが1つで、合計2つもありました。

下のフロアに屋外プール、ジムに売店もあります。
駅近・ショッピングモールやスーパーも近いという立地です。

家賃については、2012 - 2013年にいたとき、RM2,000 (マレーシア・リンギ) = 約5.0万円でした。
日本国籍のわたしでも、パスポートのコピーと保証金だけで、簡単に物件を借りることができました。

今年になって、よくよく調べてみると、住んでいたコンドミニアムの近くで、RM750 = 約1.9万円の家賃で 2LDK があるとのことでした。
おそらく、高層コンドミニアムの低層階なのかな?と思っています。

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さて、肝心の医療です。
以前、マレーシアはイギリスに支配されていた歴史もあり、医師はイギリスに留学することが多いようです。
医療レベルの高く、精神科の医師も揃っています。

わたしが初診で行った グレンイーグルス病院 は、きれいで大きな私立病院です。
日本語の医療通訳の方が病院に配置されています。
初診については、事前に医師と同時に通訳の予約をして、診察にのぞみました。

グレンイーグルス病院のウェブサイトで、医師検索ができます。
わたしは双極性障害も持っているので、双極性障害も専門にしている医師を選びました。
あとでわかったのですが、ADHD も専門にしている医師だったので、相談しておけばよかったなーと思っているところです。

障害年金は、現在受けている等級のまま、海外にいる間は受け続けることができます。
年に1度、現況届を日本年金機構へ送付すれば良いだけです。
現地の医師による診断書は不要です。
(ねんきんダイヤルで確認済みです)

食べものは、マレー系・中華系・インド系に、日本食ももちろんあります。
食事で困ることは、基本的にないと思います。

日本との行き来については、格安航空会社 (LCC = Low Cost Carrier) のエアアジアの直行便があります。
座席の幅は狭いですが、前の座席との間隔は標準的なエコノミークラスになっています。
機内食・座席指定・手荷物預け入れは別料金ですが、運賃そのものはかなり安いです。
キャンペーンセールも、ちょくちょく行われていますので、狙い目です。

★英語について

英語は片言でもなんとかなりますが、それなりにできると便利です。
マレーシアは、マレー系・中華系・インド系など、多民族国家です。
そのため、英語が広く用いられています。

病院やクリニックでの診察も、医師は英語での対応となります。
そのため、病気についての英単語もある程度、勉強しておくと良いと思います。

コンドミニアムなどの不動産物件を借りるのに、一応、英文の賃貸契約書を読みましたが、単語と構文がかなり高度でした。

英語での理髪店・美容院なども、細かい指定をするにも、自分の単語力不足を感じました。

英語に不安があるということであれば、オススメなのがマレーシア・クアラルンプールや、フィリピン・セブ島での短期英語留学です。
英語漬けになるので、めきめき上達するとのことです。

★ビザについて

ビザなしで滞在できる上限が90日で、1年間に180日以内まで滞在可、というものです。
つまり、1年を通して定住するには、ビザが必須になります。

MM2H ビザというものがあり、これは最長10年住めるビザになります。
ただし、かなりの資産を持っていないと申請することができないので、厳しいです。

就労ビザは、マレーシア現地企業に雇用された人に発行されるものです。
有効期間は2年間で、更新可能です。

体調面で継続して働くことがなかなか厳しく、就労ビザを取るのは現実的には難しいと考えたわたしは、
・冬の半年 マレーシア
・夏の半年 日本
という生活をしているところです。

以上、雑多に書き連ねてみました。