こんにちは。マレーシアおじさんこと山城和哉です。
2020年3月〜5月の2ヶ月半、マレーシア・クアラルンプールに滞在していました。
COVID-19 (新型コロナウィルス感染症) になると、基礎疾患として糖尿病があるわたしは重症化することが予想されました。
そこで、感染者が多くないマレーシアへ緊急避難しようと思って、急遽、渡航した次第なのです。
ついでに、花粉症の症状も抑え込めるだろうというもくろみです。
幸いなことに、滞在中 COVID-19 にはならずに、帰国して成田空港で受けた PCR 検査は無事に陰性でした。
しかし、4月13日の早朝。
熱っぽいなーと思って、持参していた体温計で体温を測ると、39.6℃ もありました。
前日は、体調の異常はまったくなく、元気だったのに、なぜだろうと思っていました。
翌日・4月14日も体温は下がらず、相変わらず39.6℃ です。
これは、ひょっとしてと思って、フラフラになりつつネット検索すると、予想はピタリ。
デング熱でした。
デング熱については、事前にどんな感染症で、どんな症状が出るかは、あらかじめ調べていました。
・デング熱 | 関西空港検疫所
簡単に要約すると、
・蚊がデング熱ウィルスを媒介する
・急な発熱、頭痛、全身の筋肉・関節痛、眼窩(とくに眼球後部)痛が出現する。
・3~5日で解熱傾向となり、全身の発疹が見られることもある。
・ワクチンなど特異的な治療法はなく、対症療法が中心となる。
ということです。
病院へ行く気力・体力もなく、食欲もまったくない状態です。
手持ちで解熱剤を持っていたので、それを飲んで、ずっと寝て休んでいました。
(あとで、クアラルンプールでかかっている精神科医を受診したときに、デング熱とわかったら、必ず病院へ行くように!と言われてしまいました)
2日間、39℃ 台の高熱が続きました。
デング熱が発症して、3日目と4日目は 38.5℃、5日目は 37.6℃ と、徐々に体温が下がってきました。
6日目になって、体温は 36.8℃ まで下がり、7日目に平熱の 36.5℃ に戻りました。
平熱に戻っても、体力が奪われていて、その後1週間近くも、引き続き寝込んでいました。
1週間、ろくに食べものを食べていなかったので、90 kg あった体重が結局2週間で 5 kg 減となった次第です。
(こういうやせかたは、キッチリとリバウンドしました笑)
デング熱にならないようにと思って、フマキラーのベープ(クアラルンプールにも売っています)を買って、使っていたのです。
しかし、いつの間にか、カートリッジの液体が空になっていて、虫よけの役割をまったく果たしていなかったのです。
デング熱になるのが2度目の場合は、症状が重くなり、デング出血熱になりやすいとのことです。
・増加するデング熱 | 海外邦人医療基金
どうぞ、デング熱には、くれぐれもお気をつけて。